KKPokerアンバサダーのJon Kyte プロは、プロポーカープレイヤーとして世界を舞台に約10年間 活動しています。これまでのキャリアで、累計$270万以上 のライブキャッシュを積み上げ、数々の栄光を掴んできました。
そして2025年1月、ついにアジア の舞台で新たな歴史を刻みます。
PokerStars Manila Megastack(フィリピン)で4位に入賞。 さらにWPT Championship(カンボジア) では5度の入賞を果たし、そのうち4回はファイナルテーブルへ到達する圧巻の戦績を残しました。
アジア各地を旅しながらライブポーカーとリラックスの時間を満喫したJonプロ。そんなポーカーライフの舞台裏とは。KKPokerがその声をお届けします。
わずか2か月でアジア9か国へ
マニラやフィリピンでの快挙、おめでとうございます!アジアを横断するポーカー旅を振り返って、どのような体験になりましたか?
最高でした!アジアにはヨーロッパにはない魅力がたくさんあります。文化も食も人も本当に素晴らしい。 2か月間で9か国を訪れましたが、それぞれの国がまったく違う体験を与えてくれました。
67日間にわたる旅 は、タイから始まり、マレーシア、シンガポール、台湾、香港、フィリピン、ベトナム、カンボジア、韓国と巡り、中国での長い乗り継ぎを経てヨーロッパへ戻るというものでした。
アジアのポーカーシーンには、どんな期待を抱いて臨みましたか?実際にプレイして特に印象に残った国はありましたか?
アジアでのプレイは今回が初めてで、最初は大きな期待をしていなかったのですが、実際は想像以上でした。大会の運営、トーナメントの多彩さ、そのすべてが素晴らしかったです。必ずまたアジアへ栄光をつかみに戻ってきたいと思います。
どの国も魅力的で一つに絞るのは難しいですが、特に台湾 のプレイヤーの情熱には心を打たれました。本当にポーカーを楽しんでいて、一緒にプレイしているだけで楽しかったですし、温かく迎え入れてくれました。
アジアでは、国ごとにポーカーのスタイルに違いはありましたか?
確かに違いがあります。まず大会の運営スタイルが大きく異なりますね。アジアでは現金決済が主流 で、ハイステークスを打ちたい時には少し面倒に感じました。最終的に5か国分の小額紙幣を持ち帰ることになりました。
雰囲気もヨーロッパとは全然違って、もっとカジュアルで、負けても怒る人は少なく、代わりに笑い声が多くて 、とても居心地が良かったです。プレイ自体はテンポが速い のですが、テクニカルさは控えめな印象です。そんな中でも、私を完全に読み切ってくるレクリエーショナルプレイヤーもいました。単に絶対に降りないだけかもしれませんけどね。
総合的にはアジアのプレイレベルはやや低めに感じます。ただし、ツールに頼らず、感覚で判断するプレイヤーが多く、時に相手のアクションが筋が通るかどうかを見抜いて驚くほど正しい判断を下すこともあります。ヨーロッパはもっとGTO 寄りで、「このハンドは理論上コールすべきだからコールする」というプレイが中心ですね。
印象的だったプレイの傾向や、ユニークなスタイルはありましたか?
全体的に「ペア好き 」が多いと感じました。スモールペアでもアーリーポジション同士で3ベットすることがよくあります。さらにアジアのゲームはマルチウェイ になりやすく、トリッキーでした。それに、本来ならフォールドすべきようなスーテッドハンド も、積極的にプレイしていました。
私自身はトーナメントをメインにして、キャッシュゲームはわずか3日ほどだけでしたが、アジアでのミックスゲームはとても楽しめました。雰囲気が全く違っていて、周りのプレイヤーが積極的に「この場面ならどうする?」といった質問をしてくるなど、とてもオープンな環境でした。
相手のプレイに合わせて、戦略を変える場面はありましたか?
相手のレンジを想定するのが本当に難しかったですね。例えば、プリフロップで本来15〜20%のハンドだけコールすべきところを、30〜40%のハンドでコールしてくる人がいました。
それに、3ベットにほとんどフォールドしないんです。だからブラフの3ベットは減らして 、逆に薄めのバリューをどんどん取りにいきました。AJoやAToも積極的にレイズしました。というのも、相手はA8oやA7oでも降りないからです。結局、「降りないならバリューで攻める」のが最適解でした。
バブル付近では消極的な人が多く、チップアップの絶好のタイミングでした。ファイナルテーブルでも似たような傾向が見られましたね。国籍が8〜9カ国も入り混じったファイナルを戦えたのは、とてもエキサイティングでした。
ヨーロッパだとトーナメントは少し堅すぎる雰囲気がありますが、アジアは感情を出して盛り上がる。無言でヘッドフォンをつけるスタイルとは正反対で、すごく新鮮でしたよ。
TRITON初参戦
韓国 滞在中、Jonプロは世界的に知られるハイステークスシリーズ「Triton 」に挑戦するチャンスを掴みました。
初のTriton参戦はどんな経験になりましたか?
やはりチェジュでのTritonは、自分にとって最大のトーナメントでした。世界中のトッププレイヤーと肩を並べてプレイできて、本当に楽しく、同時に挑戦的でもありました。でも想像していたほど恐れるものではなく、他のトーナメントと同じように感じました。
アジアの有名プロと実際にプレイする機会はありましたか?
多くの有名プロと対戦できました。中でも印象的だったのは、シリーズ最大のブラフをPaul Phua にキャッチされた場面です。相手は3ベットポットでトップペア止まりだったのですが、私のリードを見抜き、最後までハンドを手放しませんでした。他にもPunnat Punsri や、Webster Lim、Kiat Leeといった実力者たちとプレイしました。
この旅で得た一番大きな学びは何でしたか?
一番感じたのは、世界のトップに囲まれても特別に恐れる必要はなく、挑戦すれば良い ということです。$26,000バイイン のトーナメントでディナーブレイクにチップリーダーだった時は、本当にワクワクしました。できればインマネ、もっと上まで行きたかったですが。それもまたポーカーというゲームの愛すべき、時に憎むべきところですね。
さらに学んだのは、世界のトッププレイヤーは本当にリスクの取り方がうまい ということ。無謀にスタックを賭けることはなく、特にレイトレジストが終わってからはそうです。彼らを倒すのは簡単ではありません。バリアンスを抑えた堅実なプレイをしているからこそ、何度もトップに返り咲けるのだと思います。
ポーカーの外で過ごすひととき
ポーカー以外の時間では、アジアの文化を満喫できましたか?
アジアは本当に大好きです。すべてがより文化的に感じられ、人々はとても親しみやすく、どこに行っても料理が素晴らしかったです。
旅の中で、思い出に残る出来事や特別な体験はありましたか?
本当にいろいろなことをしました。シュノーケリングをたくさんしたり、島々を巡ったり、各国の首都や主要都市を訪れて、その街ならではの魅力を楽しみました。
それに、海外で初めて迎えた大晦日と新年も印象的でした。高層ビルがほとんどない国から来て、9,000棟もの高層ビルが立ち並ぶ香港や、シンガポールのマリーナベイを体験できたのはとても新鮮で刺激的でした。
ヨーロッパのプレイヤーがアジアでプレイするとしたら、どんなアドバイスをしますか?
まずはUSDTを準備しておくか、出発前にプレイ先のカジノへ送金しておくとスムーズです。
ポーカーに関して言えば、アジアのプレイヤーはヨーロッパに比べて圧倒的にフォールドしません。
移動は確かに長いですが、その価値は十分にあります。もしヨーロッパの大舞台に出るチャンスが少ないと感じているなら、アジアはぜひ挑戦すべき場所です。
最後に一言お願いします。
アジアのプレイヤーや人々はとにかくフレンドリーでオープンマインドです。一人旅でも、すぐに楽しくて面白い仲間が見つかるんです。卓上でも距離が近く、すぐに打ち解けられるのがアジアの魅力ですね。だからこそ、必ずまた戻ってきますし、次はKKPokerのライブイベントで皆さんに会えることを楽しみにしています。近いうちにまた会いましょう!
それと、新しく始めたYouTubeチャンネル(YouTube.com/@jonkytepoker )ではポーカーVlogを配信しているので、ぜひチェックしてください!
*写真提供:SoMuchPoker
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